遠い昔の遠い約束
ホームの柱の影から遠ざかる列車に乗って旅立つ人を見送った。まぁ、旅立つのが男か女かの違いはあるが、そんな想いをしたことはそうあるものでもないだろう。最近、そんなことが多いので、正直落ち込み気味である。かつて、自分もそんな想いも解らず、どう思われていたかは想像の範囲だが、まぁ勝手に旅立ったわけで、去る者と残る者の想いを立場を変えながら重く感じている今日この頃である。
いまじゃぁ、列車も自動ドアだし、ホームの柱も鉄骨じゃなくて丸い化粧柱だから体丸ごと隠れてしまうので、遠ざかるデッキから身を乗り出して柱の影の長い髪がなびく姿を見て涙をぐっとこらえてデッキの扉を手で閉めるなんてできやしない。列車もゆっくり走り出さず、急加速するし。まったくもって感傷に浸る時間もなく、あっという間に旅立てるのである。
風情がなくなったのだろうか。
手紙もメールに替わり、電子文字で誰が書いても同じ表示、同じ文体。顔文字や絵文字で個性を出すことができるのみ。行間に想いを込めるのもパケット代がかかるから絵文字で省略。メールは消去一発だが、手紙は燃やして灰になるまでにいろんなことを回想できる時間がある。まぁ、家の中でも外でも燃やすこともままならない世の中ではあるが、、、
もっと、話そう。もっと、語ろう。
遠い昔の遠い約束、叶うはずも無いずっと先の約束。そんな金曜日がまた来週もやってくる。今日は失恋エッセイ風だなぁ。二日前の天気予報じゃ雨だったのに、何故か今日は晴れている。頑張ろう、オヤジニッポン。
Labels: 想い

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