続、今日の気分でホっ

Sunday, April 16, 2006

霧中航行

先週、東京湾で霧で船が衝突して沈没した事件があったけど、大昔、間一髪で同じ会社の船同士がぶつかる危険を回避するというニアミスに遭遇したことを思い出した。あれは、マラッカ海峡にさしかかる直前のシンガポール沖、霧中航行中だった。

スコールと相まってレーダーは無力、霧笛をならしながらスローアヘッド。みんなの目と耳は前方に集中、スコールが降る前のレーダーには島が見えていただけ、海図と照らし合わせても間違い無し、確かに小島があったのだが、隣の航路を走る同行船が急減速。なんで??、一瞬霧が晴れると目の前を横切る中型タンカー、ファンネルマークは一緒=同じ会社の船。

本船は相手の横っ腹に向けて一直線、「キャプテン!、ふ、船です」、「フルアスタン、早くしろ!」。船全体が激しい悲鳴を上げるスクリューピッチ逆転。「ばかやろう」国際航路の共通無線チャンネルに流れた日本語。危機一髪、こちらは5万トンのバラ積み船なので、小回りが効きぎりぎりでかわすことができましたが、8万トンの原油流出の危険。霧中航行も計器だけに頼る訳にはいきません。人間の五感が勝負の分かれ目なのでした。夜でなくてよかった。

操縦不能、この本を読んでいて、飛行機と船の共通点を見いだしたのだった。今度、船について現役船長が書いた本でもあさることにしよう、っと。

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